【解決事例】兄弟が多く、姪に財産を任せたいと考えていたケース
お客様のご状況
岐阜県にお住いのお母様(A様・90代)からのご相談です。
A様には子供がいないが、姪と甥がいて、なおかつ兄弟が多い方でした。
ご家族構成
・ご兄弟(多数)
・甥、姪
ご資産の状況
・ご自宅(土地・建物)
・駐車場
・預貯金
ご相談内容・課題
近くに結婚して成人した子供がいる姪が住んでいまして、A様は財産全部を任せたいと考えていました。
ご相談者には兄弟がたくさんいるため、相続時に一人が認知症になっていたら印鑑等でかなりの手間になることが予想されました。
家族信託の設計
近くに住んでいる姪を第一受託者にする形にしました。もし姪が先に亡くなった場合に備えて甥を第二受託者にしました。
・委託者・受益者:母
・第一受託者:姪
・第二受託者:甥
家族信託によって実現したこと
家族信託を活用することで財産の管理や帰属先を決めることができました。
自分が認知症になるリスクももちろんですが、相続人や親族に認知症の方がいると手続きが面倒になるということもあります。
また、今回のケースは財産の帰属先を決めたいという明確な目標がありましたので早め早めに行動して良かったケースでもあります。