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元会社経営者のご家族の金銭信託をサポートしたケース

お客様のご状況

豊田市在住のA様(80代男性)からのご相談です。

A様は、今まで会社経営者として仕事を行ってきましたが、数年前に会社をたたみ、今は豊田市で暮らしていらっしゃいます。

ご自身の老後の金銭管理についての懸念があり、3年ほど前から家族信託の書籍を購入して勉強していたとのこと。今回、家族信託を実際に進めたいとのことで、ご相談におこしいただきました。

A様には二人の娘さんがおり、長女はA様と同じご自宅の敷地内で生活しており、二女はオーストラリアにお住まいです。

A様のご希望としては、ある程度の金融資産があるため、その金融資産を老後の生活やもしもの時の介護・費用として利用できるようにしておきたいとのご要望でした。

また、二女に対しては、これまでの期間を通じて相続対策(財産の贈与)をすでに行っているので、日本にある財産はすべて長女に渡してあげたいとのことでした。

ご家族構成

・父(A様)※奥様とは離婚

・長女、二女

ご資産の状況

・預貯金:2億円 → このうち2,000万円を金銭信託

・ご自宅:3,500万円ほど(実税価格)→ 信託はせず遺言で長女に

家族信託・遺言の設計

A様と長女との間で家族信託契約を締結し、A様が認知症やご病気によりご自身の財産管理が難しくなってしまった場合には、長女が委託者として財産管理をできるようにしました。

この際、二女は第二受託者として、もし長女になにかあった時は、長女に代わってA様のサポートができるように対策をしました。

また、信託財産にいれない財産も多くおもちでしたので、家族信託だけではなく、全ての財産を長女に譲るという内容の遺言書も作成しました。

あわせて、遺言執行者として司法書士法人ファミリアを指定していただき、円滑な財産承継を実現するための体制も整備しました。

家族信託・遺言によって実現したこと

お客様の一番の心配事(老後の財産管理)を解決することが出来て、感謝していただくことができ、専門家としても安心しました。

ご自身で勉強していらっしゃったこともあり、A様は家族信託について多くの知識を持っていたので、家族信託のご相談~契約書の作成はとても円滑に進みました。

遺言作成は別途おこなう予定でしたが、家族信託契約を結ぶのと同日に、信託契約公正証書と遺言公正証書を作成できると提案したことで、二度手間を回避することができました。この遺言については、相続の際に二女が財産をもらうことが出来ない点に関して、二女の見解をしっかりと確認するよう心掛けました。

家族信託の主な機能は生前にもしものことがあった際の財産管理です。財産承継(相続)の対策については、遺言なども併せて検討することが重要です。ご自身の今後を考えるこのタイミングで、必要な対策を整理整頓し、実行することができました。

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