収益不動産の家族信託を行ったケース
お客様のご状況
名古屋市内にお住いのご家族からのご相談です。
「収益不動産を家族信託をしたい」と不動産会社の相談会にいらっしゃった方でした。
ご家族構成
・父、母
・長女、長男
・長男様の嫁、長男様の子供
ご資産の状況
・ご自宅(土地・建物)
・預貯金
・アパート
・H29に住宅ローン、H30にJAより借り入れあり
ご相談内容・課題
お父様は収益不動産(アパート)を所持していて、その管理を長男様が代わりにしたい。また、誰がその収益不動産(アパート)を引き継ぐのかを決めておきたいというご相談でした。
さらに、将来信託内借入をする可能性があるためその相談もしたいとのことでした。
この時、ご両親がコロナに罹患されており直接面談ができず、信託可能かどうかが判断できませんでしたが、オンライン面談により信託可能と判断することができました。
家族信託の設計
・委託者・受益者:父
・第一受託者:長男
・第二受託者:長男嫁
アパートの収益金をJAに自動引き落としできるようにすることで信託内借入ができるような体制も整えました。
家族信託によって実現したこと
父名義の不動産を長男に家族信託することで、長男が管理できるようにいたしました。
また、これを契機に引き継ぎ先を決めることができました。