ご家族に認知症の可能性があり、今からできる対策を検討中の方へ | 名古屋 家族信託ステーション
こちらのページは、家族信託を検討されているものの、下記の状況に当てはまる皆様に向けて情報を整理しています。
家族信託や任意後見で対応ができるフェーズなのか、もう成年後見の申立てをするしかない状況なのかの参考にしてください。
□ ご家族の物忘れがひどくなってきた
□ 医師等からフレイル(健康と要介護の間の虚弱な状態)だと言われた
□ 軽度の認知症(MCI)の診断を受けた
ご家族の判断であきらめかけていたものの、実際に専門家とお話をしてみたところ、問題なく家族信託でも対応できるというケースがないわけではありません。
判断に迷った方は、どうぞお早めにご相談におこし下さい。
家族信託/成年後見の判断基準フローチャート
まず、下記のフローチャートに沿って、ご家族の状態を確認してください。(あくまでも1つの参考としてお考えください)
フローチャートの解説
・すでに認知症の確定診断を受けている場合は「法定後見」を利用するしか選択肢はありません。
・軽度認知症(MCI)であると診断を受けた場合でも、症状の度合いによって対応が変わりますので、実際にお話をしてみての判断になります。
・物忘れが気になる程度の状態であれば、たいていの場合、家族信託の契約は可能です。
・認知症の診断を受けていない場合でも、普段の買い物もお一人ではできないような状態ですと、家族信託契約は難しく、成年後見での対応になると考えられます。
・買い物はできても、契約内容について、条項の説明を聞いてもほとんど理解できないような場合、家族信託契約はできないという判断をするケースが多いです。
・買い物は問題なくでき、ただ、契約内容の理解などができるか微妙…という方は、実際にお話をしてみての判断になります。
・内容が複雑な契約についても問題なく、条項の説明などを聞いて理解できる場合は、基本的には家族信託での対応ができると判断します。
いずれにしても、グレーの部分に該当する場合は、一度、お会いするかオンライン面談でお話をしてみての判断となります。
心身の不調から、坂道を転がり落ちるように、一気に認知症が進行するケースがよくあります。グレーゾーンの方は、急いで対策を進めることを強くおすすめします。
認知症の簡易診断。長谷川式スケールのご紹介
上記の判断については、数多くの家族信託契約をサポートしてきた実績から、法的な側面、実務的な側面から判断しているものになります。
より医学的な観点から認知症の状態を判断する指標として「長谷川式スケール」というものがあります。
以下は、一般社団法人 日本老年医学会のHP上にも公開されている長谷川式スケールの項目です。
30点満点中、20点以下だと認知症の疑いがあるということになります。
参考:日本老年医学会HP
ご家庭でも簡単にできる内容ですので、ご家族の認知能力について不安がある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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また、お客様にご用意いただきたいこと、スケジュールなどのご説明を行い、完了までのイメージをお伝えいたします。
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3) お申込み/手続きの開始
カウンセリング後、ご納得頂ければ、司法書士へのお申し込み契約をしていただきます。
4) お手続き完了報告
手続き完了後までに、随時進捗のご連絡を行います。
一般的には、手続きが完了するまでに、家族信託のサポートを開始してから、2~6ヶ月かかります。
5) アフターフォロー
全ての手続きが完了した後も、不安なことが出てくる場合もあると思います。
それでも、ご安心下さい。当事務所の司法書士が、お客様の今後の相続に関する不安にお答えいたします。
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