自宅および家族の所有する土地を信託し、認知症と相続対策を同時に実現した事例
お客様のご状況
息子さん(ご相談者)から父親と母親の信託でご相談をいただきました。
愛知県内のA市に2つ土地があり、その土地には長男・次男がそれぞれ家を建てているお客様でした。
ご家族構成
・父、母
・長男、次男、長女、次女
ご資産の状況
・ご自宅(土地・建物)
・預貯金
・愛知県内のA市にある二つの土地
ご相談内容・課題
長男は父の将来の認知症対策を考えていらっしゃいましたが、お父さまは信託にあまり良い感情は持っていませんでした。
家族信託の設計
お金に関しては信託契約で、長男・長女・次男・次女の4人で均等に分けるように設計しました。
母親は不動産を所有していないので、金銭だけ信託を行いました。
・委託者・第一受益者:父
・第二受益者:母
・第一受託者:長男
・第二受託者:次男
・最終帰属権利者:長男
家族信託によって実現したこと
委託者(お父さま)は最初は抵抗をしていましたが、家族信託の説明を丁寧にすることで、父親ご自身に何かあった際の対策であることや、成年後見と違い、家族に任せられる点などを理解していただき、契約になりました。